津軽の風に乗って：王林という存在の魅力を紐解く

🌱ルーツと家系：青森に根ざした素朴な温もり

王林さんは1998年4月8日、青森県弘前市に生まれ、現在も青森市在住。家族構成は父・母・弟との4人家族。父は「おっちょこちょいでガラスを突き破ったことがある」ほどユニークな人物で、母も天然な性格。弟とは非常に仲が良く、誕生日にプレゼントをもらって感激したエピソードも語られています。

「王林」という名前から中国籍と誤解されることもありますが、彼女は純粋な日本人。この名前は、所属していたご当地アイドルグループ「りんご娘」での芸名で、青森のりんご品種「王林」に由来しています。

「た〜んげ甘いかまりっこで酔わせでまってもいいべがの？」（とっても甘い香りで酔わせてもいいですか？）という自己紹介が有名。津軽弁を武器に、東京のバラエティ番組でも「東京が怖い」キャラとして人気を博しました。

9歳で弘前アクターズスクールに入所し、モデルを目指していた彼女は、小学生で「アルプスおとめ」に加入。中学で「りんご娘」に昇格し、2代目「王林」として活動を開始。2018年に『踊る！さんま御殿!!』での天然トークが話題となり、全国区の人気者に。

2024年にはミュージカル『プロデューサーズ』で舞台女優デビュー。音楽活動では「Ourin-王林-」名義でソロデビューし、青森の方言「じょっぱり」を取り入れた楽曲も発表。さらに、青森県産食材を使ったローソンとのコラボ商品開発など、地元貢献にも積極的です。

2023年にはLDHのRYOJIさんとの熱愛報道がありましたが、現在の交際状況は不明。結婚については「母親になってから青森県知事になりたい」と語っており、家庭と地域貢献の両立を夢見ています。

2024年の「県民スター栄誉賞」では、青森県民1000人中1000人が「他県に自慢したい」と回答し、全指標で圧勝の1位に。地元の誇りとして絶大な支持を集めています。

「青森の一次産業を守りたい」「母親の視点から青森を見たい」と語り、現職の宮下知事にも「次は私が」と直接伝えたというエピソードも。30歳を迎える2028年以降、本気で出馬の可能性もありそうです。

・趣味：水泳（バタフライが得意）、漫画『ONE PIECE』、コンソメ味のお菓子
・好きな男性芸能人：舘ひろし（「同じ歩幅で歩きたい」）
・地元愛：東京の部屋を「青森グッズ」で埋め尽くすほど。
・卒論テーマ：津軽塗の販路拡大。伝統工芸への関心も深い。

彼女の生き方そのものが、ふるさとを大切にするすべての人へのメッセージとなっています。
“知事になる夢”は決して突飛なものではなく、地域に根ざした彼女の延長線上にあるリアルな未来図だと感じます。