人気番組の「孤独のグルメ」は、映画化もされるなど長くつづいているのは、主演の松茂豊さんの存在も大きいと思うけど、なぜ選ばれたのかが気になり、調査して見ましたので一緒に確認してくださいね。
松茂豊さんの経歴
– 生年月日: 1963年1月19日
– 出身地: 長崎県長崎市（すぐに福岡県福岡市へ移住）
– 学歴:
– 西南学院高等学校卒業
– 明治大学文学部文学科（演劇学専攻）
– 俳優活動:
– 1983年：東京サンシャインボーイズの作品に参加
– 1986年：蜷川幸雄主宰の「蜷川スタジオ」に入団
– 1989年：退団後、舞台・テレビ・映画などで活動
– 1992年：映画『地獄の警備員』で主演
– 2012年：ドラマ『孤独のグルメ』で連続ドラマ初主演
– 2019年：映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』で映画初主演
– 主な出演作品:
– テレビドラマ: 『孤独のグルメ』シリーズ、『アンナチュラル』、『いだてん』、『HERO』など
– 映画: 『アウトレイジ』シリーズ、『ディア・ドクター』、『探偵はBARにいる』シリーズなど
– その他の活動:
– 2018年：エッセイ「演者戯言」を連載開始
– 2020年：短編小説『愚者譫言』を発表
– YouTubeチャンネル開設
ご家族について
– 奥様: 1989年に結婚。奥様とは大学時代に出会い、19歳から交際を続けていたそうです。
– 長女: 一般人 1993年生まれ。映像系の仕事をされているようです。
– 長男: 暢洋さん 1995年生まれ。立教大学卒業後、TBSラジオのディレクターです。
松重さんは家族との時間を大切にしており、奥様とは畑で野菜を育てるなど、充実した生活を送っているそうです。息子さんとはラジオ番組で話題にすることもあり、親子仲が良いことがうかがえます。
孤独のグルメ番組情報 https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/
「孤独のグルメ」は、久住昌之原作・谷口ジロー作画の漫画で、主人公の井之頭五郎が全国各地を訪れ、一人で食事を楽しむ様子を描いています。ストーリーのなかの五郎こと松茂豊さんは、ほんとぅにおいしそうに食べてますよねぇ！見てる方もつい映像に引き込まれてしまいます。特に、店を選ぶときの独特な思考！メニューを選ぶときのいろいろ迷いはじめる困惑感！料理を決めたときと口にしたときの歓喜！など、まるで自分もそこにいるかのような没入感があります。他のグルメ番組とは異なり、料理の詳細よりも食事の時間や空間の魅力、一人で味わう喜びが描かれ、テレビドラマ化もされ、静かな食事風景と五郎の独特な心の声が人気を集めました。食を通じて各地の文化や人々の営みを感じられる作品ですね。
番組に出ることになったきっかけ
松重豊さんは二十歳のころから俳優をされていましたが、脇役としての活躍が主で、世間から注目されることは少なかったように思われます。松茂さんの俳優としての転機は、49歳のときに初主演した『孤独のグルメ』（2012）という漫画原作のグルメドラマなのですが、番組に出るきっかけとなったかも？という記事を見つけましたので一部を引用させていただきました。
引用：日刊スパ https://nikkan-spa.jp/2058489
『孤独のグルメ』のドラマ・劇映画で主演を務め、劇映画では脚本・監督を兼ねた松重豊氏と、『深夜食堂』の松岡錠司監督の豪華対談が実現。人気ドラマを映画化させたふたりが映画談議を繰り広げる。はじまりは『深夜食堂』だった？「ふたりのグルメ」
──劇映画の完成にあたり、松重さんがぜひとも対談したかったのが、松岡監督だとか。
松重豊（以下、松重）：『孤独のグルメ』がスタートしたのは’12年ですが、その際に意識したのが『深夜食堂』でした。
松岡錠司（以下、松岡）：『深夜食堂』は第1シリーズが’09年ですね。
松重：『深夜食堂』に出演したとき、「こういう作品って愛されるんだな」という体験をしたので、『孤独のグルメ』を始めるにあたってなんとなく踏襲したいと思ったんです。
松岡：『孤独のグルメ』はモノローグが多いですよね。『深夜食堂』もマスターのモノローグがありますが、心境はしゃべらないことを鉄則にしています。「その後、誰々さんはこうなりました」とか客観的な事実だけを述べる。「映画にもっとも近い表現形式は音楽だ」と言ったのはたしか黒澤明でしたが、要は絵画とか写真じゃなくて、映画は「時間の流れ」なんです。原作の『孤独のグルメ』の作画は故・谷口ジローさんですが、谷口さんの絵には、そこに「時間が流れている」感覚がすごくあるんです。
本作で主人公・井之頭五郎を演じたことがきっかけで、松重豊は一躍ブレイクを果たしました。 当初はシーズン3で降板する予定でしたが、世間からの声を聞き続投することに。周りの人に必要とされているのがうれしかったらしく、現在も五郎役を続けています。結果的に本作が松重の出世作となりましたね。
このことから、松重豊さんが『孤独のグルメ』に出演することになったきっかけは、『深夜食堂』に出演するなど、彼の俳優としてのキャリアと作品のコンセプトが絶妙にあったのではと想像します。彼の落ち着いた雰囲気と、食事を楽しむ姿が作品のテーマにぴったりだったため、制作陣が彼を選んだとも言われているそうです。
また、松重さん自身も『深夜食堂』に出演した経験から、「食をテーマにした作品が人々に愛されること」を実感していたため、『孤独のグルメ』のオファーを受けた際に興味を持ったそうです。当初はシーズン3で降板する予定だったものの、視聴者の熱い支持を受けて続投を決め、結果的に彼の代表作となりました
家族はどう思っている
松重豊さんの家族は、『孤独のグルメ』での彼の活躍を温かく見守っているようです。特に息子さんはTBSラジオのディレクターとして働いており、松重さんがラジオ番組に出演した際には、親子の関係が話題になることもあります。また、松重さん自身も家族との時間を大切にしており、奥様とは畑で野菜を育てるなど、充実した生活を送っているそうです。彼の家族は、彼の俳優としての成功を誇りに思いながらも、プライベートでは穏やかな時間を楽しんでいるようですね。
まとめ
松重豊さんの成功の背景には、長年にわたる家族の支えがありました。
彼は俳優として長く脇役を務めてきましたが、転機となったのは『孤独のグルメ』の主演抜擢。この大きなチャンスを支えたのは、長年連れ添った奥様と子供たちの存在でした。松重さんは19歳の頃から現在の奥様と交際し、俳優として安定しない時期にも支えてもらったことで、焦らずにキャリアを積み上げることができました。結婚後も家庭を大切にし、畑で野菜を育てるなど、仕事の合間に家族との時間を楽しんできました。
また、息子さんがラジオ業界に進んだことも、松重さんにとって特別な支えになったようです。親子の会話を通じて仕事の苦労や楽しさを共有しながら、互いに刺激を受けて成長してきたといいます。家族の温かな応援があったからこそ、松重さんは長い時間をかけて俳優としての成功を築き上げることができたのでしょう。
静かで穏やかな家族の支えがあったからこそ、彼の演技には深みが増し、『孤独のグルメ』という作品が視聴者に愛されるものになったのかもしれません。
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