山形の田園風景の中、にこやかに立つ一人の男。
その名は——ウド鈴木。
「癒し系芸人」「天然の極み」「キャイ〜ンの良心」。呼び名は数あれど、彼の魅力をひと言で表すのは難しい。でも、彼の原点をたどれば、その“やさしさ”の理由が見えてくる。
🏡 心のルーツ:山形県鶴岡市
ウドちゃんのふるさとは米どころ・山形県鶴岡市。
実家は有機農法にこだわる米農家で、家族に囲まれた7人暮らし。少年時代は、お米を運び、自然と戯れ、人とのつながりを大切にする空気の中で育った。
「自然と人に育ててもらった」——彼はそう語る。
🎭 芸人になるまでの物語
高校卒業後は山形で精肉配達の仕事。芸人への夢を胸に上京したのは20代初め。
バイトの傍ら浅井企画へ通い、1991年、天野ひろゆきとキャイ〜ンを結成。
『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』でブレイクし、“ウドの大木”が全国区の笑顔担当になった。
🗣 名前の由来は?
「体は大きくて役に立たない」——先輩芸人のひと言から“ウドの大木”が芸名に!
でもその後、**「役に立たないと思われた存在が、人に笑顔を与える」**という象徴へと変化していくのです。
🤝 親しまれる理由
- 相方・天野くんとは「笑いの夫婦」のような関係。
- 出川哲朗や飯尾和樹とも親交が深く、芸人仲間から絶大な信頼。
- 誰にでも「ありがとう」と「すみません」を忘れない——礼儀正しさとやさしさの塊。
🎨 趣味・特技・天然ぶり
- 特技は料理。麻婆豆腐とビビンバ丼はプロ級!
- 記憶力が抜群で電話帳100件を1時間で暗記した伝説も。
- 苦手なのはすっぱいものと加熱果物。
- 動物と子どもに異様に好かれる(魚にも子守唄を歌って寝かしつけた)。
そのすべてが、「バカの押し売り」ではなく、愛の押し売りに見えてくるから不思議。
🎈 最後に:なぜ彼はこんなに愛されるのか
“芸人は人を笑顔にする仕事。だから俺はそのためだけにいる”
— ウド鈴木
飾らない、怒らない、常にまっすぐ。
そんな“ナチュラル”な姿勢が、今も変わらずウドちゃんの中にある。
**旅して、笑って、ありがとう——**その一歩一歩に、彼のふるさと・山形の風が吹いている。
コメント